白檀とも呼ばれるサンダルウッド
お香とかでも有名ですよね
今回は精油のサンダルウッドの特徴などまとめました
【精油】サンダルウッドについて
原料植物
サンダルウッドの原料植物は半寄生植物で
木の高さは4~9mほどにもなる亜熱帯性常緑樹です
インド南部のマイソール市を中心に栽培されています
(使える写真見つけられず・・・・・・)
お香や仏像、仏具にも使用されてきました。
現在、絶滅危惧種に指定されており
現在インド政府の管理下にあります
そのためインド産のものは価格が高騰して
純粋なものは手に入りづらい状態にあります
それに代わるものとして、インド産のものと香りのよく似た
オーストラリア産のもの(ビャクダン属の別種)が流通しています
香りや化学成分には少し違いはありますが代用されています
学名、科名
サンダルウッドの学名は
インド産のものはSantalun album
オーストラリア産のものはSantalum spicatum
それぞれ別種ではありますが、ビャクダン科の植物です
検定で出題される精油の中では
他にビャクダン科の精油はないようです
抽出部位と抽出法、精油の色
サンダルウッドの精油の
抽出部位は心材
抽出法は水蒸気蒸留法
精油の色は淡い黄色
心材周辺からも精油はとれますが、
アロマテラピーでは心材から得た精油を使うそうです
香りの特徴、主な成分
サンダルウッドの精油の香りの特徴は
穏やかで持続する甘い香り
主な成分は
- α-サンタロール
- β-サンタロール
などなど
インド産とオーストラリア産では香りや成分が若干異なりますが
とてもよく似ています
相性の良い精油
サンダルウッドと相性の良い精油は
シトラス系、ハーバル系、ウッディ系、スパイス系、フローラル系など
香りが持続するのでブレンドではベースノートとして使用されます
作用
- うっ血除去
- 強心
- 神経強壮
- 鎮静
などなど
瞑想にも良い香りとされています
禁忌、注意事項
禁忌や注意事項は特にありませんが
すぐに香りが立つ精油ではない為、
ブレンドをするときははじめ香りが薄いなと思っても
入れすぎないように注意しましょう
まとめ
私の中ではお香のイメージが強かったサンダルウッド
この香りは覚えやすいですね
<参考文献>
『1回で受かるアロマテラピー1級・2級』成美堂出版
『アロマテラピー精油事典』成美堂出版
『誰も教えてくれなかった精油のブレンド学』BABジャパン